老後資金はいくら必要?

夢を追うにも、現実的には「お金」の問題からは逃げられない。

2000万円必要と言われて時期もあったが、インフレを考慮すると4000万円必要と言ったり、人それぞれと言ったり、様々な情報が飛び交っている。私の場合、いくら必要なのか、簡単に見積もってみたいと思う。

標準的には6年後の65歳から年金の受給が始まるので、その時点での必要資金を算出する。5歳年下の妻が、「100歳まで生きて、月旅行に行く。」と宣言しているので、わたくしは共に105歳まで生きることとしておく。

まずは支出の計算。

生活費は、ざっくり月に30万円とすると、105歳までの40年間で、1億4,400万円。自動車は2台x2回で1台350万円として1,400万円。家の外壁と屋根の塗り替え2回分で500万円。海外旅行3回で300万円、国内旅行は75歳までの10年間で年2回、1回30万円として600万円。子供が2人いるが、1人500万円程度何らかの援助をするとして1,000万円。あと、医療費または施設入居費用として600万円を二人分で1,200万円。 合計、1億9,400万円

次に収入の計算。

私の年金は、年金定期便によると年間およそ230万円、それに加えて退職金から充てた企業年金が年間40万円なので、40年間で、1億800万円。 妻が65歳になるまでの5年間約40万円の加給年金が受給できるので、200万円。 妻の年金が年間90万円なので、35年間で3,150万円合計、1億4,150万円

差額は、5,250万円。 インフレの影響は考慮せず、この5,250万円が65歳時点で必要な老後資金という結果であった。

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